BTSの役割とは!?

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【リニューアル前のミニット】

本日(18日)、唐津の前売専用場外「ミニット」が、「ボートレースチケットショップ唐津ミニット」としてリニューアルオープンした。2004年、JR唐津駅より徒歩1分のところにある「唐津市ふるさと会館アルピノ」の駐車場内に設けられた施設で、これまでは舟券の発売のみ行っていた。今回のリニューアルで敷地が広くなり、一般席が作られて、モニターも新設。キャッシュレス投票も可能となり、しっかり腰を据えた勝負ができるようになった。

このミニットをはじめとするボートレースチケットショップ(以下BTS)が、現在全国に何ヶ所設置されているかご存じだろうか。答えは79ヶ所。今では本場の3倍以上にものぼる。

一番最初のBTSは、1986年のまるがめ(香川)。その後、91年に姫路(兵庫)、92年に呉(広島)、93年に朝倉(愛媛)が開設し、昨年12月にオープンした加治木(鹿児島)で79ヶ所目となる。

北は北海道の旭川、南は鹿児島の金峰まで全国くまなく設置されている。BTSがない県は、岩手、山形、東京、栃木、群馬、長野、富山、福井、滋賀、和歌山、沖縄の1都10県。昨年11月に大分県の由布に新設され、BTSがない県がひとつ減った。

ここ数年は新設されるペースがやや落ちていたが、昨年は前述の加治木、由布に加え、安芸高田(広島)、焼津(静岡)の4ヶ所がオープンした。

昨年7月にGⅡ全国ボートレース甲子園が新設され、大いに盛り上がったことは記憶に新しい。BTSがその盛り上げの一端を担っているというのはいい過ぎだろうか。例えば宮崎県出身の松崎祐太郎は、父親にBTSに連れて行ってもらったことがきっかけでボートを知り、選手を目指したという。この大会を機に、今後ご当地選手の需要はますます高まっていくはず。そこでBTSの出番というわけ。ファンのみならず、選手志望者の掘り起こしもBTSが持つ役割として、今後は注目してみたい。