川野芽唯が久々の優勝でリズムアップ
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【川野芽唯】
8日、戸田ヴィーナスシリーズ第11戦で1号艇で優出した川野芽唯が逃げ切って優勝を飾った。川野にとっては2018年2月以来、約1年9ヶ月ぶりとなる久々の優勝だったが、最近は調子も上向きになってきている。
例年の傾向として冬場に強いのが川野の特徴でもあるが、特に12月に強い。2015年のクライマックス優勝、翌年のクライマックスシリーズを制すなど、もともと12月は活躍の月でもある。
このところ3期連続でA2級に甘んじているが、来年1月からはようやくA1級に復帰する。
多くの女子選手が川野の調整力を認めており、大山千広もたくさんの指導を受けているという。次走は児島の男女W優勝戦、そして徳山のクライマックスシリーズで今年を締めくくる予定。12月の川野は要チェックとなる。
また、6日には日高逸子が下関の男女W優勝で優勝を飾り、こちらも約1年ぶりの優勝となった。クライマックスに出場する選手なので、1年ぶりの優勝は意外でもあるが、大一番に向けてリズムアップは本人にとっても良い兆候となるはず。
気になる年間V争いは守田俊介が9Vで単独1位。8Vには深川真二、白井英治、池田浩二、山口達也の4人が並ぶ。深川は三国周年で優出、白井は福岡一般戦で優出し、明日10日に9Vになる可能性もある。年間最多V争いも混戦となりそう。