浜名湖47号機が中間整備で大当り!
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まずは上の画像をご覧いただきたい。これは11月22日付けの浜名湖出走表だ。実はこの中にお宝情報が隠されている。それが何だかわかるだろうか。
答えは中間整備の情報だ。「モーター部品交換状況」の〔第1日〕欄、25号機と47号機に「※」がついている。これは「非開催日の交換」と注釈がつけられている。これが中間整備をしたことを示すもの。
ボートレースにおけるエンジンは、開催期間中に選手自身が整備するのが大原則。しかしあまりに噴かない機や事故に遭った機は、非開催日に選手以外の者(整備士)が手を入れることがある。これが中間整備だ。
中間整備そのものはどの場でも大なり小なり実施しているものだが、選手間で有名なのはびわこ。今村豊がこんな話をしている。「中間整備が入っていて、『これはすごい』という経験はないけど、びわことかは確かに中間整備したエンジンはいい動きをする。整備士さんが試運転で乗って、本当に出るまで整備をするから」(本誌マクール18年6月号「今話題の中間整備のこと、聞いてきました」より)。
もちろん中間整備が入っても全くの空振りに終わることも少なくない。それは元々低調機なので、変わらなかったというだけ。
しかしその一方で、最近の「オバケモーター」の多くは、中間整備が入って一変したものがほとんど。なかでも浜名湖は昨年クラシックで岡崎恭裕が優出4着とした47号機や今年の全国ボートレース甲子園で今垣光太郎が優勝した23号機など、オバケクラスのモーターが誕生している。
この23号機は健在で、中間整備が入る前はわずか13.8%しかなかった2連対率が今では47.5%まで上がり、エース機として確固たる地位を築き上げた。
ちなみに現在、男女W優勝戦を開催中だがこの23号機は木下大將が手にして、伸びを中心に抜群の気配を示している。
そして冒頭の画像に戻って、今回中間整備が入った25号機は熊谷直樹、47号機は千葉真弥が手にした。残念ながら熊谷の方は気配良化には至らなかったようだが、一方の千葉は「出足も伸びもいいし、負ける人はいない」と大当り!!2連対率28.3%がまるで嘘のように、3・1・1・3・2着で3日目終了時点で女子の得点率2位。今節はもちろん、今後も狙えるエンジンになることは間違いない!!