イン逃げ以外で5優勝

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末永祐輝

今月21日の丸亀スポーツニッカンカップで優勝した山口支部の末永祐輝。これが自身デビュー通算5回目、11年10月住之江以来の実に8年ぶりの優勝だった。この前日の20日下関では兄弟子の白井英治が13連勝という驚異のパーフェクト優勝を飾っており、2日連続で師匠の今村豊に朗報をもたらしたことになる。

優勝戦の末永は4号艇。内には1号艇・新田雄史、2号艇・福田雅一、3号艇・君島秀三と主軸クラスが並んだが、「伸び仕様でいく」と臨んだ末永は4コースから目いっぱい引っ張ってトップスタート。抵抗する隣の3号艇を振り切り、1マークでは鮮やかなまくり差しを突き刺した。2マークでも差しに構えた新田に隙を与えない好旋回で、優勝を決定づけた。

末永の初優勝は2010年で、この時は初優出初優勝。そして翌年の11年には年間3優勝、しかも初優勝から優出すれば全て優勝ということが話題になった。おまけに決まり手は最初の3優勝が全てまくり、4度目は抜きで、今ほどではないにしろすでにイン逃げ主流の時代でもあり注目を集めた。そして今回もまくり差し。通算5回の優勝すべてが逃げ以外でのものとなった。