記念初制覇ラッシュでクラシック争い混沌

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永井彪也

今年も残り3ヶ月を切り、ボート界もそろそろ年末を意識した戦いが増えてくる。今回はクラシックの選考状況について。

9月に行われたGⅡ以上のタイトルは5つ。そのうち磯部誠(浜名湖MB大賞)、稲田浩二(戸田周年)、永井彪也(ヤングダービー)、枝尾賢(江戸川周年)がそれぞれ初タイトルを獲得し、そのままクラシックの権利を獲得。さらに住之江高松宮記念で石野貴之が優勝し、こちらも出場権を得た。

今年はここまでGⅡ以上のタイトル初制覇の選手が非常に多く、さらに記念を複数回優勝した選手も少ないため、記念の枠がすでに多く埋まっている。年内はSGが4、PGIが2、GIが8、GⅡが1予定されているので、さらにこの枠は大きくなる見込み。

すでに現時点で52位のボーダーは一般戦V4の勝率勝負となっている。最終的にはV5の勝率上位、もしくはV6あたりがボーダーになる可能性が高い。

開催地が平和島ということで、地元勢で出場を決めているのは1月の江戸川周年でGI初優勝した若林将とその若林に「オレでも勝てたんだから、誰でも勝てるよ」と言われ、その気になってヤングダービーを勝った永井。現在はこの二人だけ。

しかし、一般戦V4に石渡鉄兵福来剛前沢丈史濱野谷憲吾、V3に三角哲男中野次郎が控えており、終盤の勝負駆けに注目が集まりそうだ。