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【菊地孝平】
24日、芦屋一般戦の準優12Rで1号艇の菊地孝平が、約4年4ヶ月ぶりのフライングを切ってしまった。予選トップ通過だった菊地は、この準優を勝てば優勝戦の1号艇が決まるレースだった。しかし、インからコンマ01の勇み足となり無念のフライングコールとなった。
4年以上もフライングを切らないこと自体すごいことなのだが、驚異的なのはその間菊地はずっとスタートでトップレベルを維持してきたことに尽きる。今年集計で平均スタートは0.11。これは全選手で1位である。
2014年から平均スタートではほぼ1位という記録を残している。ここ3年は単独1位だが、この単独1位がかなり難しい。0.12か0.11という差なのだが、なかなか0.11には届かないのだ。
●菊地孝平の平均ST
2019年 0.11(現在単独1位)
2018年 0.11(単独1位)
2017年 0.11(単独1位)
2016年 0.11(同率2位※注1)
2015年 0.12(同率1位他4人)
2014年 0.12(同率1位他1人)
※注1 この年の1位は小芦るり華だったが、56走での記録。100走以上とするならば菊地孝平が1位。
とにかく精密機械のようなスタート力を誇る菊地。その強みは絶対S勘に加えて、スタートに関するあらゆる引き出しを持っているということだろう。彼の言動からも頭が良いということはすぐ分かるのだが、スタートに関しても独自の理論を展開する。気象条件に合わせたスタートの仕方など、その引き出しの数は無数にあるのではないかと思われる。
だからこその早さと、際でもFを切らないという「スタート力」がある。基本的にスタートの早い選手は、どうしてもフライングが多くなってしまう傾向にある。攻めているのだから当然だ。菊地のようにここまでフライングを切らなかったことは、ほとんど奇跡に近い。
今回フライングを切ってしまったが、改めて菊地のスタートのすごさを認識させられたようなもの。
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