ヤングダービー、女子選手の活躍を占う

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【関野文】

18日から三国で開催されるGIヤングダービー。先日は「舟券の勘所」ということで、若手レースの傾向についてお伝えした。今回は5人出場する女子選手の動向を占ってみたい。

渡邉優美今井美亜は2年ぶり3回目、大山千広は2年連続2回目、高田ひかると関野文は初出場となる。前身の新鋭王座決定戦は、女子選手が出場しないタイトルではあったが(序盤期の例外を除く)、ヤングダービーになってから、女子選手の参加も可能となった。過去5回は7~8人出場しており、それと比較すれば、5人はやや少ない。

過去のこのタイトルにおける女子選手の活躍で最も大きいのが昨年(浜名湖)。7人出場したうち、実に5人が予選を突破。最高位は中村桃佳の5位で、準優勝戦11Rにはその中村をはじめ、大山、小野生奈が名前を連ねた。そのレースで2着となった大山が、大会史上初めて女子で優出し、優勝戦は6着。この成績が最優秀新人の選考に大きな影響を与えたことは間違いない。