オッズから見る1-6の妙味

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9日、住之江高松宮記念の準優10Rは1-6-3で決まり、配当は1万5380円の万舟決着となった。人気の1号艇が1着での万舟決着は6号艇の2着時に多いのだが、この1-6はレースによって割とオッズの変動が激しく、時においしい配当になることがしばしば見られる。

出目の出現確率を元に「適正オッズ」を算出すると、特定の出目が過剰に売れているか、軽視されているかがある程度は分かる。

●2連単適正オッズ(1号艇1着)

出目 オッズ

1-2 2.8

1-3 4.1

1-4 5.8

1-5 10.5

1-6 15.6

※GIレースを元に算出

上記の適正オッズはあくまで「目安」だが、出目の出現率を考慮すると、こんなオッズになるべきというもの。1-6ならば2連単で15倍くらいとなる。もちろん、これは選手の実力や進入の動きなどでも全然変わってくるのだが、GIの枠なりなどではこんな感じが適正といえるだろう。

そんな中で6号艇の2着は軽視され過ぎることがある。住之江準優の10Rは、2連単で4880円だった。1500円くらいが適正なので、かなりおいしい配当といえる。逆に1-6がなんらかの理由で売れるケースもあるので、オッズとのにらめっこは重要だ。

GIにおける1-6の回収率は過去1年で84%。控除率は25%なので基準は75%。つまり、75%以上なので、1-6はそもそも「買い」なのだが、回収率をさらに上げようとするならば、おいしいオッズを探すことだろう。ベースとなるのは15倍以上。欲を言えば20倍以上あると最高だ。前述の住之江10Rは4880円、明らかに買いだったと言えるはずだ。