ヤングダービー、支部別出場者数の変化
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【今井美亜】
今月の18日から三国で開催される第6回のヤングダービー。この大会が三国で開催されるのは、前身の新鋭王座決定戦を含めても初めてのことになる。
地元ファンは福井支部の選手の活躍を見たいところだろうが、支部からの出場選手は今井美亜だけ。これは今回だけというわけではなく、ヤングダービーとなってからは、出場ゼロだった第1回大会を除いては、福井からは毎回ひとりだけの出場が続いている。ただ、第2回大会では松田祐季が優勝しており、人数が少ないからと悲観する必要はないが…。
ヤングダービーは、意外なことと言ってはなんだが、優勝者数は東高西低となっている。第1回大会からの優勝選手は以下の通り。
第1回 桐生順平(埼玉)
第2回 松田祐季(福井)
第3回 松田大志郎(福岡)
第4回 中田竜太(埼玉)
第5回 関浩哉(群馬)
毎大会、大人数を送り込んできた福岡は、優出選手こそ延べで9人と人数にふさわしい活躍を見せているものの、優勝者はひとり。逆に、前述のように福井の松田は支部ひとりの出場で優勝、また昨年の関も、ふたりだけ出場の群馬支部からの優勝だった。
支部別の出場者数には、今年は若干の異変が起こっている。まず、過去4大会続けて10人以上を送り込んでいた福岡が、今年は6人のみ。これは新鋭王座を含めても過去10年で最も少ない人数。また、過去ふたりの優勝者を出している埼玉が今年は出場ゼロに。逆に4人以下が続いていた大阪支部が今年は8人に倍増、また東京支部も昨年の4人から7人へと増えている。このところ福岡勢の優勢が続いていたヤングレーサーの勢力図、そこに少し変化が表れ始めている、とみてもいいだろうか。
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