SG準優Fの代償

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峰竜太

毒島誠のナイターSGV5で幕を閉じた大村メモリアルだが、準優勝戦と特別選抜A戦という売上の非常に高いレースで大返還が起きてしまった。

最終日の11Rでは1号艇で人気を背負った山田康二がコンマ01の勇み足。売上の89.0%にあたる3億2791万5400円を返還した。山田にとってはこれが今期2本目のFで、1本目がダービー終了後の10月28日から30日間、そしてこの2本目はそれが終わった後の11月27日から60日間、合計90日の休みが待っている。

気になるのは出走回数。今期はすでに70走しており、このあと4節入るのでA1級へ大きな問題はないが、厳しいのが来期。11月から1月末までほぼ3ヶ月丸々休みになるので、A1条件の90走がクリアできる可能性が低い。来年後半はA2級として過ごす可能性が今から高くなった。それほどまでにFの影響というのは長く尾を引くのだ。