女子選手に相次ぐF

【森田太陽】

この1週間(24日～30日)は、女子のスタート事故に関するトピックが多かった。

土屋実沙希がデビュー初優勝した津のオールレディース。その4日目の25日1Rで、赤井星璃菜がフライングを切った。本来は速やかにコースアウトしなければならないが、2マークで転覆した水口由紀と交錯。失速はしたものの、エンジンは止まらなかったので、再び走りだした。そしてコースアウトすると思いきや、なんとそのまま3周してしまった。大時計横には失格や欠場を知らせる装置があり、選手はそこを必ず確認するように厳しく指導されている。このレースではスタートした瞬間に赤井の「5」が点灯し、2マークを回ったところで水口の「2」もついていた。しかし赤井はそれに気づかずゴールしてしまい、レース後即刻帰郷処分となってしまった。