藤井定美が出走1万回を突破
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
【藤井定美】
8月25日、平和島一般戦2Rで群馬の40期・藤井定美が通算出走数10,000回を達成した。出走1万回を突破したのは引退した選手を含めて、通算18人目。
藤井は過去3節ほど1着に恵まれていなかったものの、この偉業に発奮したか、翌26日には久々の1着をもぎ取り、また最終日にも1着を記録している。その最終日の28日には特別表彰が行われ、府中市から目録も贈られている。
現役では最高齢の高塚清一が昨日(29日)までに12,402走しており、藤井はこれに続く出走数となった。現役で9,000走以上となっているのは、このふたりを含めて以下の9人しかいない。
登番 | 選手 | 出走回数 |
2014 | 高塚 清一 | 12402 |
2787 | 藤井 定美 | 10005 |
2538 | 高橋 二朗 | 9619 |
2844 | 田中 伸二 | 9604 |
2878 | 富山 弘幸 | 9563 |
3022 | 西山 昇一 | 9537 |
2841 | 吉田 稔 | 9525 |
2903 | 山崎 毅 | 9089 |
2876 | 鈴木 幸夫 | 9007 |
藤井は現役では3番目となる古参選手だが、2番目に古い高橋二朗や比較的登番の近い田中伸二よりも400走近く多く走っている。やはり43年間の現役生活でF本数が25本だけという少なさがものを言ったか。
過去、最も出走回数が多かったのは、もちろん加藤峻二で14,652走。他にもこれに近い選手がいたかと思えばそんなことはなく、実は現役の高塚が歴代出走数では2位につけている。また、10,000走以上を記録している選手でも、11,000走以上となっているのはこのふたりの他に、万谷章、酒井忠義、北原友次しかいない。今後、10,000走を記録する選手が何名か出る可能性はあるが、11,000以上となると、かなり難しいだろう。