レディースチャンピオンはイン天国?

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7日から行われる「第33回レディースチャンピオン」は蒲郡で行われるが、前回当地で行われた女子戦(ヴィーナスシリーズ)はとにかくインが強かった。

全72戦中、インコースの1着は実に52回、率にすると72.2%にもなった。コース別1着率は以下の通り。

●蒲郡女子戦のコース別1着率

コース 1着率

1 72.2%

2 11.1%

3 11.1%

4 4.2%

5 1.4%

6 0.0%

インの強さもさることながら、全くダッシュが利かなかったことが印象的であった。蒲郡はそもそもカドが利く水面でもある。女子戦ならばなおさらだが、意外にもカドは苦戦を強いられた。5コースも節間で1勝、大外はもちろん1回も勝てなかった。

準優、優勝戦もすべてインが勝つというイン天国ぶりだったが、レディースチャンピオンもインが幅を利かせるのだろうか。チェックポイントとなるのが、やはり真夏の開催であること。前回のヴィーナスシリーズは3月に行われているので少し状況が違う。気温が上がれば、イン苦戦になる可能性は十分ある。

昨年の蒲郡の気温別のイン勝率を調べると、やはり気温上昇とともにイン勝率は下がる傾向にあった。蒲郡のイン勝率は約54%。これが30度を超えると、50%を切ってくる。さらに34度を超えるとイン勝率は35%まで下がり、外コースが利くようになる。猛暑具合にもよるが、暑さとインの信頼度は密接な関係があることだけは覚えておきたいし、必ずチェックをするべきだ。