BR甲子園、スタンドを歩いてみた

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

浜名湖で開催されているGⅡ全国ボートレース甲子園は、27日が台風の影響で中止順延となり、本日28日が5日目。10~12Rで準優勝戦が行われた。優勝戦メンバーはSGに負けないほど豪華になり、深紅の優勝旗をだれが掲げることになるのか楽しみだ。詳しいレース情報は特設サイトに譲るとして、ここでは5日目の本場スタンドの様子をお伝えしよう。

日曜日ということもあって家族連れが非常に多かった。子供向けのイベントも多く、ボートレーサー募集ブースでは養成所入所試験が体験できたり、VRで選手になった気分が味わえるコーナーもにぎわっていた。VR体験を終えた子供が「やったー!僕1着だったよ」と喜んでいたが、一緒の映像を見ていた記者は4着だった。

アトリウムに設置された子供向けのスペースでは、小さな子供たちが所狭しと走り回っているし、ボートパーク(1マーク奥のボートの大きなモニュメントや遊具がある公園)で子供遊ばせている家族もいた。そしてなにより、スタンドで親と一緒に「3番がんばれー」と応援している子供たちの姿は微笑ましかった。

その家族に声をかけてみた。

「浜松から来ました。浜名湖にはよく来ますよ。石野貴之選手が好きなので、子供にも応援させてね(笑)。まぁ負けちゃいましたけど」

余談だが、その石野は公傷により帰郷し、残念ながら最終日を走らない。

ステージでは羽野直也倉持莉々仲谷颯仁、養成所教官によるトークショーが行われ、養成所時代の思い出話に花が咲いていた。その後ろでは、パチスロライターのういち、オモダミンC、鈴虫君による全12R予想会が行われ、その模様は浜名湖公式YOUTUBEでライブ配信されていた。

印象的だったのは、場内の各所で高校野球の中継が流れていたこと。今日は静岡県大会の準決勝で、明日が決勝。こちらも台風の影響で、27日に予定されていた準決勝が順延されたが、決勝はもともと29日に組まれていたので、奇しくも明日はダブル決勝となりそうだ。

浜名湖の本日の入場者数は7037人。この数字が示すように、スタンドは熱気に満ちていた。売り上げも節間で最も高い13億8395万7000円で、節間合計は50億5068万8100円。売り上げ目標が55億円なので、達成は間違いなさそう。

東海地方は本日梅雨明けしたという。台風一過となった本日は、晴天に恵まれたが、とにかく暑かった。明日も本日同様暑くなりそうで、本場に参戦予定の方は、熱中症対策をお忘れなく。