ダービー勝負駆けは佳境
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【太田和美】
10月22日から児島で行われるSGボートレースダービーの選考期間もあとわずかとなった。7月31日までの勝率上位者が出場権を得るわけだが、ボーダー付近では最後の勝負駆けが続いている。
現在の勝率ボーダーは7.14(23日現在)で芝田浩治、中澤和志が7.14。石川真二が7.13で53位につけている。昨年出場組では太田和美が54位、萩原秀人が55位、寺田祥が61位とピンチを迎えている。
また、2001年から昨年まで18年連続で出場していた今村豊は168位(勝率6.62)で、連続出場の継続は絶望的になってしまった。自身3度の優勝があるダービーは、今村本人がSGの中でも重視している大会である。選手にとって強さの基準となる「勝率」が出場資格になるだけに、このSGの重みを感じるのも納得できる。それだけに今村の不出場は残念でもある。
一方で女子選手の活躍が目立っている。現状で5人がボーダーよりも上にいる。33位に小野生奈、36位に遠藤エミ、40位に長嶋万記、43位に寺田千恵、47位に田口節子。寺田や田口はまだ予断は許さないところだが、もし女子5人が出場となれば、ダービーでは異例となる。先日MB大賞を勝った守屋美穂は64位まで上昇。ただ、さすがにこちらは届く可能性はなく、女子6人による番組は組めなくなった。
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