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【柳沢一】
多摩川のグランドチャンピオンで優勝したのは86期の柳沢一だった。優勝賞金3300万円を上乗せし、獲得賞金ランキングも78位から4位まで一気にごぼう抜きした。この優勝で権利がなかった地元常滑でのオーシャンカップの出場を決めるなど、この6日間で柳沢を取り巻く環境がガラリと変貌した。
柳沢にとってこれが嬉しいSG初優勝だが、実は柳沢の同期、86期にとっても初のSGタイトルホルダーの誕生となった。
本誌マクール6月号において、「ちょっと気になる期のあれこれ」という特集を組んだ。その記事の中で、「現在の艇界で一番強い期」を探ったのだが、86期は最近1年間(18年4月~19年3月)の成績において1着数は1296勝で4位(1位は102期、2位は100期、3位は90期)。平均勝率は唯一6点オーバーの6.01で1位、優出回数は139回の4位(1位は85期、2位は102期、3位は100期)。そして優勝回数はV30で3位(1位は97期、2位は102期)だった。
これらを総合して、86期を現在強い期のトップとした(2位以下は85期、102期、100期、82期)。その中にこんな記述がある。
ただこれは“平均的な強さ”という基準であって、86期にはやはりSG覇者ゼロという壁を打ち破ってほしいものだ。
この号が発売されたのはオールスターの前の5月11日。それから2節でその壁を破るとは、さすが現役最強の期といえるだろう。
ちなみに86期は柳沢のほかに、吉田俊彦、松井賢治、萩原秀人、市橋卓士、原田篤志、永井源、山本修二、森永淳、大橋純一郎、中野次郎がA1級。ほかにも芦澤望や島田一生、東本勝利、中村亮太など。女子は2名で金田幸子と古賀千晶がいる。こうして名前を並べると、現役最強もうなずける。
優勝後の記者会見でも同期のことに触れ、こんな話をしていた。
「ひとつ上の期は85期の先輩たちで、もっと若いころから活躍されていました。それに比べて僕らの期は、成績が悪いわけじゃないんですけど、飛び抜けた人がいなくて、それも僕ららしいのかな、と。この優勝でみんなが盛り上がって、それぞれが活躍できたらいいなと思います」
常滑のオーシャンカップには市橋・柳沢・中野、大村のメモリアルには萩原・中村・柳沢・中野がそれぞれ出場する。現役最強の期が待望の勲章を得て、勢いが一気に加速しそうだ。
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