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【池田浩二】
いよいよ来週に開催が迫った多摩川のSGグランドチャンピオン。同地では10年ぶりのSGということで、前回行われたSGについて振り返ってみたい。
●2009年「第44回総理大臣杯(クラシック)」
ポスタービジュアルは水木しげるによる描き下ろし。カッパの妖怪が多摩川の水面から顔を出し、嵐を起こしているもので、インパクト抜群。今でも覚えている人は多いのではないだろうか。
ドリーム戦は1号艇から松井繁、吉川元浩、井口佳典、坪井康晴、湯川浩司、濱野谷憲吾。10年前とは思えないようなメンバーで、松井がイン逃げ快勝。
予選は評判のエンジンを引いた今垣光太郎が初日から快調に飛ばし、131122着で予選トップ通過。2位がドリームメンバーの坪井で、3位が05年の当地総理杯覇者の笠原亮。
準優勝戦はいずれも波乱。10Rは6号艇の服部幸男が前付けに動き、カドになった田中信一郎が一気のまくりで快勝。笠原が残して2着。
11Rは2コースの平石和男がインの坪井をまくる。そこへ池田浩二と田村隆信が差して、2マークをうまく回った池田が1着。田村が2着。
12Rは市川哲也が+01のフライング。さらにタッチスタートで残し、1着でゴールした今垣光太郎が待機行動違反で賞典除外。勝利者インタビューを受けた後でアナウンスされたため、場内が騒然となった。2着の重成一人と3着の森永淳が優出し、森永はSG初優出。
こうして準優1号艇が全滅。優出メンバーは1号艇から池田、田中、笠原、田村、重成、森永。まさかの形で1号艇を手にした池田は、「勝率ほど仕上がっていない。少しターンで押してくれれば」といつも通り、泣きのコメント。
優勝戦、進入はゆっくりとした流れの枠なり3対3。スタートはほとんど差のない横並び。1マークは逃げを打つ池田がやや流れ気味の旋回。そこへ田中と田村が差し、笠原と重成がまくり差しで肉薄するが、池田の出口付近からの加速がすごかった。バック中間地点で差してきた艇をすべてかわし、イン逃げ成功。これぞウィリーターンの真骨頂といえるレースだった。
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