コース別のF率が一番高い江戸川のイン

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14日、江戸川5Rで作間章がフライングを切った。インからコンマ06のスリットオーバーで「非常識のF」となり即日帰郷となった。

江戸川巧者であり、フライングが非常に少ない作間だが、江戸川のスタートはやはり難しいようだ。作間の過去を見ると2009年3月にフライングに切ってから2018年2月の江戸川まで約9年間フライングを切らなかった。しかし、2018年8月に再び江戸川でF、さらに今回と3期連続で江戸川でフライングを切ってしまったのだ。

特に江戸川のインコースはフライング率が高い。過去1年のインコースフライング件数は下記の通り。

●インのF件数(過去1年)

場 F件数

桐生…2

戸田…17

江戸川…27

平和島…17

多摩川…12

浜名湖…20

蒲郡…10

常滑…19

津……24

三国…18

琵琶湖…10

住之江…10

尼崎…5

鳴門…11

丸亀…13

児島…13

宮島…17

徳山…11

下関…14

若松…15

芦屋…6

福岡…9

唐津…22

大村…10

インのF率(F件数÷出走回数)は全国平均で約0.6%。江戸川は2倍以上の1.3%、2番目にF率が高いのは津で1.0%。江戸川のインは群を抜いてフライングをしやすいと言える。

また、全コース含めたF率は0.39%。インコースはフライングが多いのはどこの場も同じ。これは、選手の意識の問題でもあるだろう。勝てるコースだからこそ気合が入るということだ。

全体のF率が一番高いのは戸田で0.55%。江戸川は0.51%で4位。意外とインコース以外のフライングは少なめというところ。

逆に最もフライングが少なかったのは意外にもスタートが難しいと言われる宮島でF率は0.26%とかなり低かった。コース別では桐生の2コースが一番低く0.04%、2番めに低かったのも桐生のインで0.08%と桐生の内2コースはフライングが少ない。3コースも0.26%で、桐生の場合は外コースのフライングが多い傾向にある。