女子レースが増える!
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クイーンズクライマックス、レディースオールスター、レディースチャレンジカップと近年女子のビッグレースが創設され、ますます人気が高まっているボート界の女子レース。モーターボート競走会は、ファンが望むレースの提供を目的に女子レースを増加すると発表した。
具体的には、年度(4月~3月)で12節開催しているヴィーナスシリーズを増やすという。今年度に関しては、福岡、大村、住之江、尼崎で「特別ヴィーナスシリーズ」を開催。同節のグレードは一般競走。ヴィーナスシリーズには、登録16年以上の中堅・ベテラン選手(OG)は出場できないが、このレースにはOGも1節あたり12名程度斡旋される。
そして来年度は、ヴィーナスシリーズの開催が倍増し、全場で行われる。これによって、すでに24場でオールレディースが開催されているので、年度内に全場で2回女子戦が行われることとなる。加えて前述した女子のビッグレースや男女W優勝戦などもあり、年間を通してほとんど切れ目なく女子戦を楽しむことができるようになる。
ただ、これだけ女子戦が開催されるということで、心配なのは出場選手の確保だ。現役の女子選手は現在218人。そのうち25人程度が産休やケガによる長欠中で、さらにF休みなども考慮すると、実質180人前後で開催を回していかなければならない。特にヴィーナスシリーズはB級の選手も多いので、対象選手だけだと選手が回らないおそれもある。そこで、来年度に関してはヴィーナスシリーズにもOGを斡旋し、若手が多めのオールレディースということになりそうだ。
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