レディースチャンピオン勝負駆け
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【関野文】
【関野文】-->
GIレディースチャンピオン(蒲郡8月7日~)の選考期間は5月末までで、まさに勝負駆けの時期となっている。ほとんどの選手があと1~2節残っている状態で、ボーダー付近の選手は気合が入っていることだろう。
レディースチャンピオンの選考基準は前年度優勝者、レディースオールスター優勝者、オールレディース優勝者に加えて選考期間内の勝率上位者となっている。除外対象は100走未満、事故率0.40以上。
出走回数で引っかかる選手はほとんどいないが、事故率は注意する必要がある。例えば、オールレディース優勝で優先出場を決めている藤原菜希や金田幸子は事故率がともに0.37で予断を許さない状況。特に金田は出走数が少ないので、次節の下関オールレディース(5月18日~)は無事故が条件となりそう。藤原は金田よりも余裕はあるが、それでもフライングはもちろん、責任の事故や待機行動違反、不良航法などが重なると除外になる可能性は残っているので気が抜けない。
勝率のボーダーは現在5.46。昨年が5.30、それ以前も近い順に5.36、5.30、5.11、5.13だったので、今年は現時点ではかなりハイレベルな状況と言える。若手では関野文が49位で勝負駆けの最中。現在、鳴門に出走中で、次節の住之江と江戸川ヴィーナスシリーズの2日間が残っている。前年の出場者では高橋淳美、渡辺千草、平田さやからがボーダーより下に位置しており、ラストスパートをかけたいところだ。
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