マスターズCが終わって

【今垣光太郎】<!--

【今垣光太郎】-->

昨日(21日)、宮島でのマスターズチャンピオンが終了した。ここではそのトピックをまとめてみよう。

○今垣光太郎の優勝

予選トップの市川哲也が準優の妨害で12万舟を提供したり、進入で活発な動きがあるなど、波乱も多かったシリーズだったが、最後の最後は今垣光太郎が優勝。2着に吉川元浩、3着に太田和美が入線し、終わってみれば予選をリードした上位選手による順当な決着だった。

ネームバリューとしては上位の今垣もこの優勝が実に2年2ヶ月ぶりのGI制覇。この間、フライングをしたり、記念以上では予選突破もなかなかできなかった状況。本人も「落ち目だと感じている。あと1～2年走ったら辞めようかと思っていた」と弱気な言葉も出ていたほど。そんな気持ちを鼓舞して掴み取った優勝だからこそ、価値も大きい。