記念の2コースに過信は禁物!?
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常滑の周年が終了し、今年の記念戦線も3分の1が終了した。マスターズが終わったあと、次回の周年は5月10日から始まる津のつつじ賞王座決定戦で、かなりの期間が空く。SGも含めると丸1ヶ月間が空くのは年間通してレアケースだが、ここで改めて今年の記念傾向を復習してみたい。
まずは最もチェックすべきであろうコース別成績だ。
●SG・GIのコース別成績(2019年)
コース 1着率
1 62.1
2 10.8
3 10.5
4 9.4
5 5.7
6 2.0
イン勝率は62.1%とやはり強い。昨年の2018年と比べると2%以上の上昇がある。一昨年からは3%強の上昇率で、まだまだ上がっていく可能性は高い。言うまでもないが、イン中心の予想は揺るぎなくなってきている。
では、イン勝率上昇分はイン以外のどのコースに影響をもたらしているか。ここがひとつのキーポイントになるのだが、結論から先に言ってしまうと、ほぼ2コースがイン上昇の割りを食っている。最近3年間を見ると、3~6コースの勝率はあまり変動していない。2コースが下降し続けているのが分かる。2コースの1着は年々、狙いづらくなってきていると言えるだろう。
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