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2018年度のボートレースの売上が1兆3727億円だったことは先日お伝えした。前年比で10.9%の増加、金額でいうと1350億円も増えたわけだ。途方もない金額だというしかない。
業界全体ではその数字となったが、個別のレース場で見ると、最も売上が大きかったのは西のメッカ住之江で、年間で約1033億円となった。昨年度の売上は914億円だったので、120億円ほど増加したことになる。
住之江に続くのは蒲郡で約920億円、そして丸亀891億円と続く。売上7位まではすべてナイター場となったが、9月からナイターを始めたばかりの大村が下関を抜いて6位となっている。
前年と比べた伸び率が最も大きかったのは尼崎で、対前年比133%の売上となった。オールスターの開催が大きく影響したのではないだろうか。また、戸田、三国、大村が前年比126%で尼崎に続く。その要因としては、戸田は先日終わったばかりのクラシック、三国はモーニングの開催、そして大村はもちろんナイター開催だ。
売上を大きく増加させている主な要因は、なんといっても電話投票。全体で見ると電投は対前年比122%となっていて、また上にあげた尼崎、戸田、三国、大村のそれはいずれも150%以上となっている。
昨年度の各場売上は以下の通りだ(売上順)。
順位 | 競走場 | 売上 |
1位 | 住之江 | 1033億円 |
2位 | 蒲郡 | 920億円 |
3位 | 丸亀 | 891億円 |
4位 | 桐生 | 871億円 |
5位 | 若松 | 789億円 |
6位 | 大村 | 728億円 |
7位 | 下関 | 709億円 |
8位 | 戸田 | 645億円 |
9位 | 芦屋 | 626億円 |
10位 | 平和島 | 619億円 |
11位 | 徳山 | 520億円 |
12位 | 浜名湖 | 499億円 |
13位 | 尼崎 | 492億円 |
14位 | 唐津 | 471億円 |
15位 | 多摩川 | 440億円 |
16位 | 福岡 | 437億円 |
17位 | 江戸川 | 408億円 |
18位 | 鳴門 | 388億円 |
19位 | 児島 | 387億円 |
20位 | 琵琶湖 | 382億円 |
21位 | 三国 | 376億円 |
22位 | 津 | 371億円 |
23位 | 宮島 | 368億円 |
24位 | 常滑 | 358億円 |
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