完全Vの勢い止まる?

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山本隆幸

3月26日、唐津の一般戦で山本隆幸が予選~準優まで8連勝し、完全優勝に挑んだ。1号艇でインからの発進も、隣の2号艇・古澤光紀に09のトップスタートを決められ、そのまくりに屈して3着に終わった。優勝していれば07年住之江以来の、自身2度目の完全優勝となるはずだった。

1月の当欄では、今年は年頭から完全優勝達成のペースが早いとお伝えした。1月中旬までに石渡鉄兵(1/6・江戸川)、桐生順平(1/8・戸田)、赤岩善生(1/14・多摩川)、山口達也(1/16・三国)の4人が達成、他に磯部誠も常滑で挑戦していたが達成できず、という内容だった。

ところがその後、この流れはパタリと止んでしまい、2月の挑戦者は三角哲男のみで、このときは自身3度目の完全Vを成し遂げたが(2/27・丸亀)、その後は件の山本まで、挑戦者も生まれない状況だった。このままだと3月の達成者誕生はないかもしれない。

完全優勝達成者は昨年が7名、一昨年が8人、16年がかなり多くて14人、15年がさらに多くて16人、14年が12人だった。ここ数年はどちらかといえば減少傾向にある。それに比べると今年は目下5人なので順調といえば順調?3年ぶりに年間二桁台に届く可能性はまだまだある。