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【今村豊】
【今村豊】-->
第20回となるマスターズチャンピオンは、宮島で4月16日から開催される。同場ではこの節目となる大会を盛り上げるため、出場選手を招いての「カウントダウントークショー」を行っている。
開催ひと月前となる3月17日には、今村豊を招いてその第3弾を実施。今村は出場選手の中では最高齢ではないものの、もちろん登番は一番古く、また、10回連続出場は最多だ。そのマスターズ中のマスターが繰りひろげたトーク、その一部をお届けしよう。
司会:今回のマスターズは第20回目となります。
今村豊:もう20回ですか。
司会:今村さんの出場は、今回で10回連続です。出始めは48歳の時で、当時は加藤峻二さんとの競演なども話題になりました。このマスターズは、今村さんにとってどんなレースでしょう?
今村:若い時に(記念で)一緒に走っていた先輩と、久しぶりに出会える場でしたね。それとマスターズは他の記念レースとは雰囲気が違う、和やかというか、ふわりとした感じで。ギスギスした感じはないですよね。45、46、47歳くらいの若い子は、絶対優勝してやる、という感じの子も少しはいますけど。
司会:参加し始めたころと、今では、変わった?
今村:今は45歳くらいでまだ記念走ってる子もたくさんいるし、懐かしさみたいなものを感じることはなくなりましたね。
司会:今村さんは(出場の)資格を得てから今回10年目で10年連続出場し、そのうちもう3回もタイトル獲ってます。この10年でマスターズのレースが変わった感じはありますか?
今村:レースが変わったというよりも、自分の衰えを感じますね。全てにおいて。頭の中では変わってないですけど、体がついてこないです。ボートも力は必要ですし(ハンドル持つしぐさで)動かさなくてはいけないですし。
司会:そういえば今村選手のハンドルは、艇界で一番重くしていると聞いていますが。
今村:今はそんなことはないですかね、真似するようになった選手もいますから。山口の海野(康志郎)君なんかも重くしてます。僕は、今は少しやわらかくしてます。力が衰えて(ハンドルが)切れなくなってますから。
司会:重いほうが、操縦しやすい?
今村:昔は重いほうが操縦しやすかったです。そういえば当時、先輩が「ハンドルが軽くなってきたらダメだね」と言っていたけど、そのことが今は分かるようになりました。まあ、今でも若い子が僕のハンドル触ると、びっくりしてますけどね、重い、と。
司会:違いはあるんですか?
今村:僕は送りハンドルではなくて、1回で回しているんで、軽いと切れすぎてしまって、キャビるんですよ。だから真似する人はほとんどいないですけど、海野君はマスターしてるかな。(以下、略)
衰えを素直に認める今村。とはいえトーク後半では面白いことも語っている。今村は牛肉が好きなのだが、以前はステーキ200グラムは食べられないと思っていた。それが最近、300グラム、400グラムも食べられることに気付いた、だから斡旋の合間には必ず食べるようにしている、と。
あと2年で還暦、それが400グラムのステーキとは。衰えを感じると言っても、やはり常人とは違う?
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