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【黒井達矢】<!--
【黒井達矢】-->
クラシックには地元埼玉支部からは桐生順平と中田竜太しか出場しない。出場への最後の切符がかかっていた関東地区選では、桐生と中田以外に石塚久也と鈴木博が優出したものの、優勝した桐生の前になすすべはなかった。また、黒井達矢も得点率3位で予選突破を果たしていたが、準優では1号艇で無念のフライング。優勝戦に望みをかける前に散っている。
その黒井は一昨日の12日、戸田市役所を訪れ33万5072円の寄付を行った。戸田市長に目録を渡した黒井は「ボートレースを広めたい思いもあり、今の子どもたちのために使って欲しい」とし、今後もこの寄付を続けていくことを伝えた。同時に「戸田ボートには、子供連れでも楽しめる遊具がある」とオープンしたばかりの「モーヴィ戸田」も宣伝。
寄付は「生まれ育った戸田への感謝と恩返し」として昨年から始めたもので、当時の市長の勇退がきっかけになっている。寄付する金額は、自身の登録番号4528に18年の自分の1着数74をかけたもの。初回となった昨年は、17年に記録した1着数90本分の寄付を行っている。
来年の寄付のために、今年もできるだけ1着が欲しいところだろう。ただ黒井は今年の正月戦で1本目のFを切っており、現在F休み中。3月末に宮島を走ったあと、今度は2ヶ月のF休みとなる。とはいえ昨年も2本のFで合計2ヶ月休んだ中で74勝をマークした。もうFは切れないという厳しさを克服し、今年はどれだけ1着を記録するだろうか。
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