やる気の方向性
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【来田衣織】<!--
【来田衣織】-->
16日~18日にかけて長嶋万記が「マキプロジェクト」の一環で、碧南にて強化合宿を行った。参加したのは女子が中心だが、男子も数名参加した。その詳細はマクール3月号に掲載予定。
この強化合宿を取材して、改めて思うことは技術はもちろんのこと、それ以上にメンタルが重要だということだった。
細川裕子も参加していたのだが、どちらかというと指導員的な立場。それでも本人も目的を持って来ているはず。以前「ただ練習するだけじゃ何も意味がないんですよ。ちゃんと目的意識や課題を持って練習しないともったいないです」と話していた。
今回のように目的を持って、集中的に練習をできることは大きな意味があるという。細川もさらなるターンの進化を模索中だという。具体的なことは「ターンが完成してから教えます(笑)」とのことだったが、今年の細川はもう一段階上に行くのかもしれない。
長嶋や細川クラスになると、そうそう大きな成長は望めないだろうが、若手の場合は大げさに言えば3日間だけでも一変する可能性はある。メンタルで言えば「やる気」の向上も大きい。多くの若手は、やる気はあるだろうが、具体的にそのやる気の方向性を見いだせない。メンタルの持ちようは、長嶋の得意分野と言ってもいい。長嶋の指導があれば、やる気の方向性が定まり、技術面としっかりリンクしてくる。その相乗効果は大きいだろう。
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