QCはイン受難

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26日から開幕した平和島クライマックスシリーズは、初日からイン受難の水面になっている。8R終了時点で逃げは5Rの今井裕梨のみ。平和島という時点で、この状況はある程度想定できたが、さすがにここまでインが利かないとは。

この後に行われる後半戦もイン戦は厳しい状況となるだろう。10R以降に1号艇に乗る面々も機力、気配に不安が残る。

10Rの1号艇は樋口由加里。前半戦6着後に「回転が合ってませんでした。止め過ぎかもしれません」と調整に手間取っている。

11Rの1号艇・廣中智紗衣は「まったくの普通ですかね。課題のイン戦だけに頑張りたいんですけど…」と手ごたえはなし。

12Rドリーム戦は大注目の大山千広が1号艇で登場するが、前半戦は競り合いで負けて5着。「エンジン本体に力がないですね。数字通りだと思います。これはまずいですね。握って回る分にはまだいいけど、それでも押さない。落としたら…」と全くいいところがなかったようだ。このドリーム戦で気配が良かったのは今井美亜「本体は良いと思いますよ。まだ、レースをしてないからなんとも言えませんけど。今日は結構大幅にペラを叩きました。自分の形にしたいので。たぶん、本体が良いので大きく叩いても大丈夫だと思います」とエンジンには自信をのぞかせている。