クラシック争い、佳境に入る

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桐生順平

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桐生順平

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来年3月に戸田で行われるクラシックの出場権争い。選考締切まで残り2ヶ月を切り、各選手の追い込みにも注目が集まってきた。

現状を整理すると、11月4日時点で、GⅡ以上の記念優勝枠は31(地区選6枠を含む)埋まっている。毒島誠がV4と固め撃ちをしているが、ほかはV2が5人、V1が19人となっている。例年、記念枠は35~39ほどになるので、今年は例年並みのペースに収まっているといえるだろう。今後、SGがチャレンジカップとグランプリシリーズで2開催、グランプリ優出選手全員、PGI・GI・GⅡ8開催でこの枠がどこまでふくらむだろうか。

一般戦優勝回数上位は現状32位以下となる。V6の田頭実深谷知博中谷朋子角谷健吾山田哲也はほぼ当確といってもいい状況。おそらくボーダーになるであろうV5、勝率を稼いで上位につけるか、V6として当確へ持っていきたいところ。

今後の動向が最も気になるV4の選手たち。このゾーンに茅原悠紀柳沢一齊藤仁らSGクラスの選手が名前を連ねている。彼らの斡旋は年末まで記念が続くので、難易度の高い勝負駆けになりそう。"最強のA2級"として一般戦で荒稼ぎしている原田幸哉深川真二も現在V4。1月からA1級として復帰することが決まっており、年末まで続く一般戦で優勝して、SGの権利も獲得したい。