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先週掲載した「出走表を比較する」の記念版。手元には平成元年の多摩川35周年、浜名湖36周年、住之江32周年、尼崎37周年。平成2年の津38周年、常滑37周年の出走表がある。これらと今、若松や徳山で開催中の周年のものを比較していこう。
まず開催日数について。現在の記念は1節6日間で固定されているが、この当時は7日節というのもあったようだ。浜名湖、常滑、津、尼崎が7日節で、多摩川と住之江は6日節。7日節の方がスタンダードだったのだろうか。
レース番号について。現在はナイターの準優勝戦のみ9~11Rで行われるが、基本的には10~12R、優勝戦も12Rに行われる。昔は常滑が9~11Rに準優勝戦、多摩川が11レース制で8~10Rに準優勝戦、10Rに優勝戦が行われている。また優勝戦の周回数も4周(2400メートル)だったようだ。
現在では「ボートレース○○」で統一されているレース場名だが、この当時は「競艇」「ボート」「モーターボート」など呼称はまちまちだった。出走表によると、「競艇」が多摩川、浜名湖、住之江、尼崎で、「ボート」が常滑と津。ちなみに「競艇」に統一されたのが97年、その後2010年に現在の「ボートレース」となった。
開催タイトルに関しては、津は「つつじ賞王座決定戦」、浜名湖も「浜名湖賞」と現在と同じだが、「太閤賞競走」と呼んでいる住之江は「太閤賞レース」と微妙に違う。一方、常滑は「全国争覇特別競走」とある。現在は「トコタンキング決定戦」、その前は「マーメイドグランプリ」だったが、その前のタイトルがあったようだ。そしてそれ以外の多摩川、尼崎は「開設○○周年記念特別競走」と明記され、特別なタイトル名はなかったようだ。
得点に関してもレース場ごとの色がある。予選の10・8・6・4・2・1(左から1着~6着)は現在と同じであり、多くの場がこれを採用していたようだが、住之江では3着の得点が5点だった。
一方、ドリーム戦。現在は1着から12・10・9・7・6・5点で統一されているが、当時多かったのが10・9・8・7・6・5点。これに対して多摩川は13・11・8・6・5・4と配点の差が大きくつけられていた。
そして賞金額。こちらも場ごとにいろいろ。優勝賞金は800万円~600万円。優出2着が500万円~300万円、3着が350万円~200万円、4着が250万円~140万円、5着が200万円~110万円、6着が150万円~100万円。賞金の差のつけ方は正直わからない。売上が高い住之江や尼崎の優勝賞金は600万円で、そうではない常滑や津が800万円だったからだ。
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