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【松井繁】
【松井繁】-->
23日から蒲郡で開催される第65回ボートレースダービー。ご存知のように、ダービーに優勝すれば「ダービー王」と呼ばれるようになるわけだが、これは他のSGにはみられない慣習だ。もっとも、ダービー王といっても、戴冠直後にそのように称されるだけで、以降、ずっとそう呼ばれるわけではないが…。
さて、今回のダービーには、ダービー王と称されたことのある選手が9名出場する。登番順に今村豊、田頭実、松井繁、太田和美、深川真二、守田俊介、魚谷智之、瓜生正義、池田浩二だ。
そして以上の9名のうち、今村と瓜生はそれぞれ3回もダービーで優勝している。2回の優勝なら、今回は出場しないものの現役だと山崎智也と丸岡正典も達成している。複数回勝つことだけでもすごいことだが、3回の優勝ならば偉業と言えるだろう。ダービー王中のダービー王だ。
そもそも同じSGを3回以上優勝したことのあるレーサーは、過去に12人しかいない。ダービーでは、前述した今村と瓜生のふたりだけだ。そして今回、もしこの2人のうちどちらかが優勝すると、史上2人しかいない同一SG4回以上優勝の仲間に加わることになる。
同一SG4回以上優勝の偉業を達成している2人とは、オールスターを6回も制している野中和夫と、オーシャンカップを4回勝っている松井繁だ。野中のオールスター優勝は74年、76年、87年、90年、91年、93年、松井のオーシャンカップ優勝は98年、06年、08年、13年。野中は4回目までは16年間、松井は15年かけている。もし今回今村が勝てばなんと31年間かけての達成となり(1回目は87年)、また逆に瓜生の場合はわずか8年間での到達となる(同10年)。
ところで、オーシャンカップに4回勝っている松井繁のダービー優勝は、09年の尼崎大会の1回のみ。これは艇界の7不思議のひとつと言ってもいいかもしれない。なにしろ松井はダービーでは過去に11回も優出しており、これはダントツの記録だ。現役選手で松井に次ぐのは服部幸男だが、それでも6回止まり。
賞金額では現在17位とグランプリへ向けてはやや不安定な位置につける松井。得意の?ダービーでさらに優出回数を増やし、スパート体制に入ることも十分に考えられる。
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