女子賞金争いは大詰め
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【長嶋万記】
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年末のクイーンズクライマックスに向けて、女子選手の賞金争いもいよいよ佳境に入ってきた。現在、トップにいるのは小野生奈だが、2位の長嶋万記が猛追している。津のオールレディースから常滑、蒲郡と3連続優勝を飾り、賞金をかなり上乗せしている。1位の小野との差は300万を切った。
戸田の周年では4日目に転覆し、途中帰郷となってしまったが、この後は宮島、児島とオールレディース戦が続く。女子戦の連続Vをどこまで伸ばせるかにも注目だが、賞金ランクトップに立つことにも燃えているはず。
賞金ランク1位と2位の差は実際にそれほどないようにも思える。クライマックスの初日1走目で、どちらも1号艇がもらえ、あとは枠番抽選となるからだ。しかし、昨年のことを考えるとやはり最後の最後で1位が利いてくることもある。
昨年は1位が遠藤エミ、2位が小野だった。トライアル2回戦を終えて、ともに①①。3回戦は2人とも2枠引いたが、同着順ならば賞金ランクが上位の遠藤が優勝戦の1号艇になるという状況だった。結果的には遠藤が1着、小野は3着だったのだが、遠藤には気持ちにゆとりがあったと言えなくもない。小野は遠藤を上回るためにレースでは多少の無理を強いられたからだ。
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