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10月は勝負駆けの月である。上の舞台では賞金戦線の第一関門であるダービーが行われ、10月末時点の賞金によって、チャレンジカップの出場メンバーが決まる。
そしてもうひとつ、来年1月から6月の級別を決める期末の勝負駆けも行われる。しかしこちらは全選手が対象だし、級別審査そのものがわかりにくいという声もしばしば聞こえてくる。そこで今回は級別審査の仕組みをおさらいしておこう。
そもそも級別とは何なのか。選手のランクはA1・A2・B1・B2級の4つあり、選手の強さを最も端的に示す指標として、多くのファンが舟券を買う際、参考にしているはずだ。
各級別の定員は、A1級が上位20%、A2級はその次の20%、B1級は50%、B2級は10%となっている。選手数はおよそ1600名なので、A1とA2はそれぞれ320名ずつ、B1は800名、B2は160名というのがおおよその目安となる。
では選手にとって級別のメリットとは何か。それは出場できるレース(グレード)と斡旋される開催の数、これしかない。しかしそれが稼ぎ(賞金)に直結するので、選手はファンが思っている以上に出走回数をシビアに捉えている。
具体的にいうと、A1級とA2級はひと月あたり平均14日(2~3節)、B1級は10日(1~2節)、B2級が6日(1節)程度斡旋される。そしてA1級であればSG・GI・GⅡ、A2級であればGⅡの記念レースに出場できる(一部級別不問のレースを除く)。
この級別を決めているのが、日々のレースでの勝率だ。勝率の計算方法は、1着から順に10・8・6・4・2・1点という着順点の合計を出走回数で割ったもの。勝率8.00の選手であれば平均2着程度の成績を取っているということになる。
予選の得点率でも同様の計算をして、準優勝戦や優勝戦のメンバーや枠番を決定するが、勝率計算ではドリーム戦や選抜戦などの点増しは反映されないので注意が必要。そのかわり、SGでは2点、GI・GⅡでは1点加算。優勝戦では1~3着が1点、4~6着は2点加算される。
現時点での各級別ボーダーはA1級が6.19、A2級が5.37、B1級が2.00。出走表には「最近勝率」や「現在勝率」といった形で記載されている(出走表の勝率算出期間に注意!)。この数字を目安に勝負駆け選手の気合いに乗ってみては!?
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