ダービー裏でチャレンジC目指す選手
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【笠原亮】
【笠原亮】-->
10月に入ると月末のダービーにばかり目が行くが、今年はダービーに出場しない選手が賞金ランクの上位に相当数いて、チャレンジカップの出場権争いは混沌としている。これらの選手は、ダービーまでの記念や、中にはダービーとかぶる日程の開催に出走する選手もいる。そこで大きく稼げば、ダービー組をおさえる選手も出てくるだろう。
10月4日現在の賞金ランクで見てみよう。
9位 笠原亮
11位 長田頼宗
15位 濱野谷憲吾
ここまでは、年末のグランプリに出られる可能性(18位まで)もかなり高い。またそれより下位は以下のようになっている。
19位 柳沢一
20位 茅原悠紀
28位 平尾崇典
39位 片岡雅裕
41位 齊藤仁
43位 丸岡正典
現時点では、チャレンジカップには、42位前後までの選手が出られそう(F休みなどの選手がいるため)。したがってこの辺の選手がボーダーラインで、ダービー組に負けぬだけ稼いでおきたい。
45位 中野次郎
46位 重成一人
47位 上野真之介
49位 市川哲也
これらの選手は、ボーダー以下なので相当の額を稼がないとチャレンジカップが厳しい。勝負駆けで思い切った仕掛けを見せる選手もいそう。ちなみに鳴門周年以降の10月の主なレースは以下の通り。
7→12日 戸田周年(GI)
13→18日 住之江高松宮記念(GI)
16→21日 江戸川MB大賞(GⅡ)
23→28日 蒲郡ダービー(SG)
ダービー出場選手の多くは、記念路線では住之江高松宮記念までの出場。ちなみに江戸川MB大賞にはダービー組はあっせんされていない。