若手不遇の時代は終わった?

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関浩哉

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関浩哉】-->

関浩哉の優勝で幕を閉じた浜名湖のヤングダービー。優勝した関はこれがデビュー初優勝。デビュー初優勝がGIだったというのは、1988年に四国選手権を制した山下将人さん(引退)以来、30年ぶりの出来事だったようで、大いにファンや関係者を驚かせた。

関の初優出は2015年、まだデビューから10ヶ月しか経っていないときだった(2着)。翌16年も1回優出、昨年は2回、そして今年は今回が4回目の優出で、それを見事に優勝に結びつけた。GIの出場自体も初の経験だったので、優勝インタビューで「最後は自分のレースをしようと思って、冷静に臨めました」と答えたのにも驚かされた。

ところで、関は今回の出場メンバーでは大山千広についで2番目に若い23歳。その大山も優出していたので、出走表を見てずいぶんと若いなあと感じた人も多いかもしれない。そこで計算してみると今年の優出メンバーの平均年齢は25.3歳(9月1日基準)。今回以前に遡ると順に、27.2歳、28歳、27.8歳、28歳。レースの制度的にはいつも28歳前後で推移しても良さそうなのだが、今年、そして去年は明らかに若くなっている。