夢の10万舟を獲るために
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
誰もが一度は獲ってみたいと夢見る10万舟。3連単導入当初の2000年頃は0.2%程度、06年頃に約0.3%、11年頃に約0.4%、そして今年は約0.5%と5年刻みで0.1%ずつ出現率がアップしている。ここまでくると、10万舟がそれほど珍しいものではなくなり、200レースに1回、およそ2日に1回は全国のどこかで出現していることになる。
この1週間(7日~13日)では、7日に平和島、8日に宮島と芦屋、10日に桐生(GI)、12日に徳山、13日に多摩川と、ほぼ毎日10万舟が飛び出した。
では10万舟を獲るための作戦を練っていこう。まずは10万舟がよく出る場はどこなのか、以下は今年の場別出現数ランキング。
1 芦屋 20回
2 徳山 16回
3 大村 14回
4 常滑 11回
5 宮島、福岡 10回
やはりというべきか、芦屋がぶっちぎりの1位。企画番組が豊富なレース場だが、かといってすべての1号艇が期待に応えるわけではない。期待が大きければ大きいほど、反動で10万舟が飛び出す確率がアップする。2位の徳山や3位の大村もその傾向に当てはまる。
4位の常滑や5位タイの宮島も昔から大荒れする場としてキャリアの長いファンの間では有名だ。一方で5位タイの福岡は少々意外なランクイン。インがあまり強くなく、舟券の人気が割れやすい場では10万舟が出にくくなるはずだ。普段、万舟出現率が高い平和島や鳴門では10万舟が少ないことからも、福岡の10本というのは説明がつきづらい多さではある。
続いて、どのレース番号で多く10万舟が出現するのか、レース別ランキングはこちら。
1 10R 23回
2 5R 21回
3 1R 20回
4 4R 17回
5 3R 16回
1位は10R。番組傾向を紐解くと、10~12Rは選抜や特賞となり、各レースの1号艇にA級が組まれることが多い。しかし、そのレースに組まれる選手の格や実力は、12Rが最も高く、10Rの信頼度はやや低め。それでも1号艇がA級ならば人気を集めるわけだが、その人気に応えられず10万舟を提供してしまう結果になっているようだ。
2位以下は1~5R。シードや進入固定などの企画番組において1号艇が大敗したときに出現するケースが大半を占める。最近は5Rにも企画番組を組む場が増えている。津の「5ールドレース」、びわこの「ゴゴイチびわこ」、住之江の「住之江ファイブ」、児島の「日替艇食戦」、下関・若松・大村の「進入固定戦」などだ。
人気が偏りやすい企画番組は、ド本命か超大穴という傾向になりやすく、10万舟を狙い撃つにはある意味もってこいの番組だといえる。
これらの傾向を頭に入れて、夢の10万舟をゲットしよう!