122期勝率NO.1、若林義人が水神祭
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【若林義人】
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122期で養成所勝率ナンバーワンだった静岡の若林義人が、今日8月29日、地元浜名湖でデビュー初勝利を飾った。
レースは浜名湖「三遠ネオフェニックス杯」の最終日5R。5号艇で出走の若林は6号艇・滝沢芳行と入れ替わって大外。3対3の進入からひとり抜け出す形となったのが滝沢で、そのまま内を一気に飲み込もうとするもまくりきれず、小回りする艇との間隙をズバリとまくり差したのが若林だった。
ただ、抜け出すまでには至らず2Mは内を走る2号艇・北川潤二に先マイされそうに。ここで若林は引かずに北川を懐に抱くように高速旋回、北川を引き波に沈めて振り切る。この後も1号艇・山谷央が執拗に追いすがるが、若林は冷静に旋回を続け、最後は4艇身ほどの差をつけ1着をもぎ取った。
若林は5月のデビュー以降、舟券には絡めないものの、何度もトップスタートを決めるなど鋭さは見せていた。しかし3節目にフライング、以降は果敢なスタートも鳴りを潜める。しかしF休み明け緒戦となった今節は久々にトップSも記録、3日目には初の2着で舟券絡み。さらに2艇Fがあったとはいえ今日の1走目にも2着を記録、勢いのまま、節の最後に嬉しいデビュー初勝利を飾る形となった。
122期の水神祭はこれで5人目。原田才一郎、畑田汰一、安河内健、福田翔吾は、すでに5月中に水神祭を果たしていたが、期待された若林もやっと仲間入り。次節はメッカ住之江で9月5日からの5日間、“ノルマ”を果たした若林が、どんなレースを見せるのか、期待したい。