旅打ちプランは今が勝負!

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10月のダービー前後から、ボートレース界も賞金争いが過熱してくる。秋から年末にかけてのSGシーズンは観戦陽気も良く、できれば開催場でナマで見たいものだ。そしてそれに合わせるかのように、8月末になると旅行会社や航空会社が年末のプランを発表してくる。

旅行代金(交通費やホテル代)は、9月に入ると値段は夏に比べるとダウン、10月にまた少し上がるが、11月は一気に安くなる。11月は2月と並び、年間でも最も旅行業界が厳しい時季といわれている。だから11月のチャレンジカップ(芦屋)はかなり安く行けるチャンス。格安航空券が出始めているし、北九州市内のホテルもまだ安い。

しかし12月後半は一気に値段が上がるので、グランプリ(住之江)への計画は一刻も早く動きたい。ボートファンにとって大阪は、博多に次いでホテルの確保が難しい都市といえる。今や多くのホテルは、込み合う時季にはムチャクチャな高価格に設定してくる。まだ安い料金が残っているホテルを早くおさえたい。

最近の“旅打ち名人”に聞くと、ヒントを二つ教えてくれた。

①狙い目はMCC(ミドルコストキャリアー)…航空券の安い「LCC」だが、路線や便数、そして遅延や欠航が多いことなどで、ボートファンには意外と使い勝手が悪い。しかしスカイマークやスターフライヤーは、路線・便数・料金などでボート旅打ちファン向けだ。

②宿泊サイトにないホテルを見つけろ…数ある宿泊サイトに情報提供するホテルはほぼ共通している。値段も空室情報もほとんど差がない。それなら多少面倒でも、これらのサイトでは出てこない地元ホテルか、逆に東横インなど大手チェーンで独自に宿泊予約を展開しているホテルがおすすめ。値段も良心的だし、キャンセルが出た時の空室情報も早い。

この秋に旅打ちを計画している方は、ぜひご参考に。