浜田亜理沙がLASアウト!

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

浜田亜理沙

<!--

浜田亜理沙】-->

15日、徳山オールレディースの最終日6Rで浜田亜理沙が今期2本目のフライングを切った。まだ1本目のフライング休みが未消化だったため、30日+60日の計90日間のF休みに入る。11月22日までF休みのため、浜田の今期はすでに終了したことになる。

しかし、浜田は今期93走しておりA1条件の90走以上はすでに満たしている。事故率も0.65で条件の0.70以下をクリア。勝率は7.01あることから来期はA1昇格がまず間違いなく確定したことになる。3ヶ月間の休みはもちろん厳しいが、F休み明けが新期になったばかりの11月ということを考えるとタイミング的にはそう悪くない気もする。

ただ、浜田にとって大きな誤算は、来年のレディースオールスター(以下LAS)に出場出来なくなったこと。事故率オーバーが確定してしまったのだ。LASの出場条件の中に事故率0.40未満(期間:2017/11/1~2018/10/31)というものがあり、浜田は0.47が確定した。

この事故率0.40未満というのは意外ときつい条件とも言われる。浜田の場合は期間中にFが3回、失格が3回。Fは事故点が20点(優勝戦は30点)、失格は10点、妨害失格は15点の事故点が加算される。

浜田の事故点は合計で90点、これを出走回数の194で割ったものが事故率になる。さすがに90点というのは点数が大きいが、年間で多くの選手が200走以上はする。200走と仮定した場合、事故点は80点を切っていなければならない。

 

単純に考えると責任の転覆や落水だと25走に1回以下、フライングは50走に1回以下に収めなければならない。普通に走っていれば、事故率0.40以上にはならないのだが、事故点がかさんでくると嫌なプレッシャーにもなる。例えば大山千広はLASの事故率は現在0.41。今後は事故を起こさなければ楽々0.40を切るが、1回の転覆でも大きく響いてしまう。事故点を意識し過ぎれば攻めるレースもしづらくなり、今度は勝率を落としかねない。そういうジレンマを持った選手が意外と水面下に潜んでいるものだ。