女子賞金ランク、山川美由紀がトップに

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山川美由紀

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山川美由紀】-->

山川美由紀の優勝で幕を閉じた桐生のレディースチャンピオン(LC)。ここで年末に向けての女子賞金ランキングが大きく動いた。

優勝した山川は賞金1000万円を加算して17位から一気に1位へ躍り出た。来年の戸田クラシックの権利を得ただけでなく、記念での成績が条件のオーシャンカップ出場にも大きく前進したといえるだろう。

賞金2位はSGでの活躍が光る小野生奈がひとつランクを下げた。桐生好相性の中村桃佳や近況絶好調の中谷朋子長嶋万記がLCで予選落ちしたのはかなり意外な結末だったが、それでも賞金上位はキープ。

優出4着の細川裕子は7位から5位にランクアップ。準優不良航法で痛恨の優出漏れとなった松本晶恵は、特別選抜戦にも乗れず賞金の上積みは小さかった。

他の優出メンバーでは、2着の寺田千恵が16位から11位へアップし、ベスト12が意識できる位置へ。その優出インタビューで「レディースチャンピオンは年末へのステップレース」だとはっきり口にしていた点が印象的。年末へ向けてさらにチャージをかけていくだろう。

3着の廣中智紗衣は24位から16位、6着の宇野弥生は19位のままとなり、レディースチャレンジカップ出場圏内。ここからどこまで賞金をのばせるかがベスト12入りのカギを握る。

一方、5着の田口節子は前期絶不調でB1級に落ちたが、直前の地元・児島で優勝して乗り込むなどリズムは上がっていた。賞金的には63位から46位に上がったものの、さすがにベスト12入りは苦しいだろう。

女子の賞金戦線はLCが終了し、大きな山場を越えた。今後はオールレディースが中心となるものの、上位の選手たちはスポット的ながらGIの斡旋が入っている。特に小野生奈中村桃佳竹井奈美守屋美穂大山千広水野望美倉持莉々が出場する浜名湖ヤングダービーは、大きく賞金が伸ばせるチャンス。年末へ向けてランキングから目が離せない日が続きそうだ。

<女子賞金ランク>