SG賞典レースでの珍事?
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若松オーシャンカップは2号艇の毒島誠が2コースからまくって優勝を飾ったのはご存じの通り。しかし、このシリーズは2コースの苦戦が目立っていただけに、最後の最後でここから優勝が出たのは意外な結末とも言える。
それよりも驚いたのは、優勝戦、準優勝戦3レースすべてで1号艇が負けたこと。近年のイン天国の状況でこれはかなり珍しいケース。これは遡ると2010年の浜名湖笹川賞以来の出来事だった。その時に優勝したのは6号艇の岡崎恭裕。
今回のオーシャンカップ優勝戦の毒島は2コースからスタート勝ちだったと言えばそれまでだが、準優11Rの峰竜太がインから負けたのは少々驚きでもあった。スリットはほぼ同体だったのに丸岡正典の差しを許している。峰のインコースは少し特徴がある。スリット後にターンマークに少し早く寄せていくクセがあり、そこから全速でターンするため懐が空きがち。普通なら圧倒的なスピード差で逃げられるし、実際に峰のイン勝率は極めて高い。
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