A2なら勤務はサラリーマン並み？

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【太田和美】

出走表に掲載される「級別」は、7月1日から18年後期適用の級別になっている。6月までは最強のA2級レーサーとして走っていた太田和美がA1級に復帰、7月4日からの三国MB大賞(GⅡ)ではA1級として走った。今後は、周年などの開催がない8月を除いてGIレースの斡旋が続く。また太田のようなビッグネームでなくとも、初めてA1級やA2級、B1級になった選手たちが、ファンの前に新たな級でお目見えとなっている。

例えば7月20日から始まる平和島「GI開設64周年記念トーキョー・ベイ・カップ」には、新たにA1に昇級して、デビュー以来初めてGIに乗る選手が二人いる。ひとりは4702の三浦敬太(東京)。地元の記念に乗るのは気持ちもひとしおだろう。もうひとりは4828の松山将吾(滋賀)。こちらはB1からA2を飛び越えての昇級だ。勢いでどこまで太刀打ちできるか楽しみだ。

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