ダービー選考期間は残り1ヶ月

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濱野谷憲吾

10月に蒲郡で開催される「第65回ボートレースダービー」。その出場選手の選考期間は7月31日までなので、残りはほぼ1ヶ月間ということになった。現時点での勝率ボーダーは7.23。昨年こそ最終的には7.12とやや低いボーダーだったが、今年はほぼ例年並みのボーダーと言っていいいだろう。

地元愛知の選手では、池田浩二平本真之赤岩善生磯部誠岩瀬裕亮柳沢一細川裕子らに出場の可能性がある。このうち池田、平本、赤岩は安全圏内に位置するものの、磯部は7.36、岩瀬は7.30とボーダーこそ超えるが決して安全圏ではなく、また柳沢、細川はギリギリでボーダーを下回っている。この4人は残る1ヶ月、死にものぐるいで走るはずなので、注目しておこう。

他のSG常連選手や注目選手では濱野谷憲吾木下翔太中田竜太茅原悠紀などもボーダー以下で、出場にこぎつけるにはスクランブル体制が必要だ。

意外なのは濱野谷が2012年以来、出場できていないこと。14年こそ出場圏内にいたもののF休み、それ以外は圏外に沈んでいた。グラチャンには毎年のように出場しているのでダービーも同じ、なんてイメージがあったが…。今年は目下勝率7.17、あと1歩で出場にこぎつける。久々の出場なるか、東都のファンは気になるところでは?

女子では中谷朋子が安全圏内、デビュー22年めにしてSG初出場を果たす可能性が高い。そして最近SGでの活躍が目立つ小野生奈はピッタリボーダー上で、ひと頑張りが欲しい。女子では常連と言える寺田千恵は7.18で濱野谷と同じような位置。昨年、一昨年と4人が出場している女子レーサー、今年は何人が出場権を獲得するかも興味深いところだ。