A1級でも出走表はB1級?
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【三浦洋次朗】<!--
【三浦洋次朗】-->
18年後期の級別審査期間は4月31日で終了し、その級別実施期間が7月1日から始まる。いまさら説明するまでもないだろうが、現在B1級の選手でも、18年後期適用の級別がA2ならば、7月1日以降は当然A2級レーサーとして走るわけだ。
ここで少し注意をしなければならないのは、別々の実施期間をまたぐ開催だ。もうすぐの例でいえば6月から7月にかけて開催されるレースで、この開催は18年前期級別実施期間と18年後期級別の実施期間をまたぐことになる。6月28日から始まるイースタンヤング、ウエスタンヤングなどがこれに当てはまる。
なぜ気を付けなければならないのかというと、出走表は原則として開催初日の級別が用いられるからだ。たとえば昨年のイースタンヤングでは、出場していた椎名豊は17前前期はA2級ながら17年後期はA1級昇格が決まっていた。しかし、開催初日は17年前期だったので、7月に入ってA1級となっても出走表はA2級のままとなっていた。今でもオフィシャルウェブの出走表で確認することができる。
今年のイースタン&ウエスタンヤングでもそのような選手はいる。一例をあげるとイースタンに出場する三浦洋次朗で、現在はB1級だが、18年後期はA2級昇格が決まっている。まあ、本サイトのユーザーならばこのような注目レースで級別だけを予想の指針にする方はいないだろうが…。ただ、B1級からA1級へと2階級アップするレーサーも5人出場するので、念のため下記に上げておく。
イースタンヤング
ウエスタンヤング
普通の一般戦なら、なおさら注意が必要か。特にファンになったばかりの方は、気づきにくいことだろう。最近、1月と7月になるとオフィシャルウェブに、級別表記に関する注意が掲載されるのも、そうしたことを気にかけてのことに違いない。実際、審査期間と実施期間の差に戸惑う人は、いるにはいるので…。