がんばれ、ファン投票1位!

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来週22日から尼崎で開催される「SGオールスター」。ファン投票で出場選手が決まるこのタイトルは過去44回の歴史がある。今回は2年連続で峰竜太がファン投票1位に選ばれたが、過去の人気ナンバーワン選手の戦績を紐解いてみよう。

記念すべき第1回は、住之江で開催され、当時30歳だった野中和夫が優勝。その時のファン投票1位は、元祖艇王の彦坂郁雄で結果は優出4着。彦坂はそれを含めて3回、ファン投票トップになっている。

ファン投票1位回数の最多は今村豊の6回。1986年で初めて1位に選ばれると88年~90年で3年連続、95年~96で2年連続で1位に。今でも人気が高い選手だが、昭和から平成にかけて絶頂だったことがわかる。

そんな今村のSG初優勝は1984年の笹川賞(オールスター)で、10回の優出がある。しかしファン投票トップの年は予選敗退が4回、準優敗退が2回で、優出をしたことがない。

ファン投票1位で優勝したことがあるのは野中和夫が3回(76年、87年、93年)と山崎智也(06年)が1回。意外と勝ち切れていない印象ではないだろうか。

優出まで広げても12回にとどまる。ドリーム戦の恩恵を受けているにもかかわらず、結果が出ていない。特に2010年以降は準優止まり。それだけファン投票1位という称号が重くのしかかっているということだろうか。

昨年の峰は予選落ちした。しかし尼崎でのオールスターは、11年にSG初優出した好相性の水面でありタイトル。今年こそファンの期待に応える結果を残したい。