優勝戦でのF続く

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14日、戸田一般戦の優勝戦において1号艇で優出した秋山直之が、インからコンマ02のフライングを切ってしまった。断然の人気を集めていた秋山だっただけに、このレースの大半の売り上げが返還となってしまった。

フライングを切った要因は追い風だったこともあるだろうが、なによりもピット離れで遅れてしまったことが大きい。2号艇の山田康二にピット出でかぶせられてインを奪われた格好となったが、秋山は強引にインを奪い返しにいった。それによって、予想外に進入は深くなってしまった。

インは死守したものの、追い風も手伝って全く起こしのタイミングが合わずスリットオーバー。1マークを回って先頭に立ったが、バックで戦線離脱となった。

すでにオーシャンカップまでの斡旋が入っているため、幸いにもF休みがSG開催とかぶることはなかった。一般戦の優勝戦なので、特に厳しい罰則はない。厳密に言うと、級別審査の事故点が通常のFより10点高い30点となる。

スタートは早い方ではない秋山だが、フライングはそこそこ切る方。もちろん多くはないが、年間で1本切るか切らないかといったペースで、やはりインコースの時が多い傾向。今回はピット離れが大きな原因になってしまったので、やや不運だった感はあった。

また、10日には芦屋の優勝戦でも中村亮太西野翔太の2人がフライングを切っている。こちらも追い風だったが、絶好のカド位置になった西野が強気に攻めていってのF。インコースもそうだが、カドなど自力で攻めるコースのフライングは多い。気持ちの問題も大きいのだろう。