17期ぶりのA1級復帰

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瓜生正義

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瓜生正義】-->

すでにお伝えしたように、18年後期の適用勝率第一位となったのは瓜生正義。18年前期は出走数不足でA2級に落ちていたが、当然のことながら1期で返り咲きとなった。瓜生はデビュー4期目でA2級に昇進、その2期後にA1級に上がってからは40期連続でその位置を保ってきた。連続A1級の記録は途切れたわけだが、復帰する18年後期からはまた長い間A1級を保っていくのだろう。

同じように来期からA1級に復帰、しかしこちらは瓜生とは違って実に17期ぶりにA1復帰を果たすのが、同じ福岡の桂林寛だ。桂林は審査期間ギリギリまでA1ボーダー付近をさまよっており、4月29日から始まった地元若松のお盆レースに臨んだ。最後の2日間で重い着順が続けばボーダーを超えるのは難しいという状況だったが、これを2着3着3着でまとめなんとかクリアし、嬉しい久々のA1級を決めた。

艇王・植木通彦の弟子としても知られた桂林は瓜生より1期上で、徳増秀樹らと同期の75期。成長は当時としても早く、初めてA2級に上がったのは6期目、A1級には9期目で昇格している。2000年から2003年頃には笹川賞や総理杯などにも出場、記念クラスに定着するかと思われた。しかしその後、A級は維持するもののA1とA2を行ったり来たりで、やがてGI出場機会も減っていった。基準が変わった今年から資格を経たマスターズも勝率6.00でボーダーには遥かに届かなかった。