マスターズの福岡、エンジン情報

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来週の火曜日(17日)から福岡でGIマスターズチャンピオンが開催される。既報の通り、出場選手の年齢が45歳に引き下がり、非常に豪華なメンバーで行われるが、やはりシリーズの行方を左右するのは、エンジン。当地は伝統的に機力差が大きなレース場。今回も好調機はチェックしておきたい。

福岡のエンジンは昨年7月から使用され、約9ヶ月間経過。それだけに相場はほぼ固まっている。

現在、エース機と呼ばれているのは67号機と71号機。この2機は初下ろしから一貫して高値安定でパワーを発揮している。それぞれの特徴を述べるなら、67号機は出足、行き足は常に超抜級に仕上がるし、しっかり調整を合わせれば伸び足の上積みも見込める。71号機は全部の足色が高水準、特にスリット近辺の迫力は強烈で、スタート巧者の手に渡れば初日からピンラッシュの可能性も十分だ。

この2機に続くのは17号機、20号機、63号機。17号機と20号機はともに2連対率が30%台と平凡だが、17号機は近況急上昇機。3月の一般戦で当地初出走の深見亜由美が「うねりも気にならないし、足合わせの伸びも強めです」とパワーに自信を持っていた。20号機は出足、伸び、回り足とバランスの取れた足色に仕上がる。そして63号機は2連対率47.3%で3位。伸びが強力で、調整が合えば出足も来る。正月戦では田山和広が「どこも悪い部分はない」とコメントしていた。