浜名湖47号機、最後の節
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同地のエンジンは毎年4月上旬に新基と入れ換えになるため、明日30日から始まる「BTS富士おやま3周年記念」(最終日4月3日)が現行エンジンの使い納めだ。もちろん注目は47号機の成績。クラシックでは岡崎恭裕が駆り、優出は果たしたものの4着止まり。最後の節にも“らしい”活躍を見せるのか、気になるところだ。
最後の節に47号機を引き当てたのは山口の白井弘文。18前期適用勝率は3.85で、これまで優勝の経験はなく、優出も4回のみ。さすがに大活躍を望むのは酷かもしれないが、予想に際してファンを大いに悩ませる存在になるのではないだろうか。
47号機のこれまでの成績は以下の数字だ。
使用節 30
出走 237
勝率 6.33
2連対率 50.2
優出 14
優勝 4
昨年の6月まで戸田で暴れまわった44号機の14優出8優勝に比べれば若干物足りないかもしれない。ただ、以前も当欄でお伝えしたように、浜名湖47号機は中間整備を経て、急上昇した経緯を持つ。整備後の成績だけを抜け出すと次のような数字になる。
使用節 18
出走数 139
勝率 7.66
2連対率 68.4
優出 14
優勝 4
まさに激変。着順をみると1着は63回、2着が32回、1着率はなんと45%超、そして6着はわずか5回にとどまる。優出確率も77%。中間整備以降は、戸田44号機を上回るモンスターぶりだったことが分かる。
これだけエンジンを化けさせることができる中間整備。いつ行われたかなどファンには分かりづらいのも確か。そのあたりについて、近いうちに本誌月刊マクールで取り上げてみたい。