122期の期待度No.1は女子レーサー！？

【平川香織】

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3月23日に実施されたボートレーサー養成所の122期卒業レース。優勝したのは原田富士男を父に持つ、福岡支部の原田才一郎。福岡出身のレーサーが優勝したのは113期の中田達也以来、10期ぶりのことで、通算11人目となる(福岡支部所属は14人目)。ちなみに養成所チャンプの出身地で最も多いのは大阪で過去13人、福岡がこれに続き、3位は東京と徳島が並び共に6人、5位が群馬と佐賀でこちらは5人となっている。

122期の新人レーサーは26人。そのうち女子は最近としては少ない3人。とはいえその3人のうちのひとりは、教官たちが口をそろえて「同期でナンバーワンの力を持っている」と評価する逸材らしい。埼玉支部(出身は東京)の平川香織という女子レーサーで、期の中では唯一のスポーツ推薦による訓練生、しかも最年少だ。リーグ戦の勝率は卒業レースのチャンプ決定戦には届かなかったものの、なんでもびっくりするようなターンを見せることもあるとのこと。デビュー予定はずいぶん先で5月22日からの戸田。楽しみにしよう。